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2011/02/05

冬のぅんまゃいあぶり刺身

冬になると近海(相模湾)の魚に脂がのってきてほんとに美味しくなる。
最も美味しく頂けたのが、「カマス」。もちろん地元近海産。
刺身としては身が柔らかくあまり適さないようだが皮においしさが詰っていて炙るとほんとうみゃい。
さっぱりとしたたっぷりな脂がのって、魚に味があり、身が柔らかいのが特徴。
十分にペーパーで水分を抜き皿と身ごと冷蔵庫でキンキンに冷やす。
取り出したらすぐにバーナーで炙り皿と身が温まらな内にテーブルに出して頂く。
炙ると脂がとけてきて魚がキラキラと光りほんのり身に赤みがあるのがいい。
ほーーんとおいしい。 ただただ切って炙っただけ。そしておいしい醤油で頂く。
季節の魚を切って炙って醤油。 これだけ。


素の料理、和食。
日本は世界に誇る、素材に恵まれた国で
素材を生かし、味を追求したのが和食。
調味料は素材に添えるだけ。

素が基本であるから世界の調味料を使いこなせる民族。
素材の味を忘れては和食を忘れること。

本物の土でできた野菜はなかなか食べれなくなっているが、
魚は何万年も変わらない海で育った恵み。
ありがたく頂こう。





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