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2011/04/02

春の宝 つくし

土筆を発見~。水孔から出る水滴がきれいだな。
春の季語である「ツクシ」 苦うまい野草に出会った。
ミネラル豊富な土筆はエピソードが多い。




草と土筆の風景がなんとも微笑ましく
にょろにょろとツクシダンスをしているようだ。



育つ環境が限られているのか、なかなか見つからないが
見つけると一帯にまとまって生えているので採りやすくて嬉しい。

摘み取るものはなるべく緑の胞子が落ちていない物を選ぼう。
胞子が飛んでいるものは少し苦味が強くなる。


ウネウネ動いてても不思議じゃないくらい元気に見える。
つくしの旬のはあっという間。見逃すとすぐに収穫時期を逃してしまう。



ハカマは硬いので指でとる。なんだかさっきいよりピンク色に変化している気がする。

灰汁がでてきたのかな。早く頂こう。

ミネラルの宝庫であるツクシは、ケイ素、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅などを多く含んでて、「植物界で1番カルシウムを摂取できるのがツクシ」なのだそうだ。

?と思うかもしれない。カルシウムは何処にも書いていないじゃないか。と思うだろう。
ケイ素というものがカルシウムと良く似ているのだ。意味合いはカルシウムよりもっと広い事を示し、地球上の表層にある6割ある石、鉱石がケイ素を含んでいて、
人間だと毛髪・爪・血管・骨・関節・細胞壁に含まれるている。
ケイ素が多いものは鰯、カツオ、昆布、ワカメ、ホタテ、アサリ、牛蒡、玄米、全粒粉だ。
カルシウムと大きく違う所がある。それは
硬いものを作り出す源がけい素だということ。ツクシであるスギナはシャリシャリしていて鎌で草刈するとすぐに切れなくなるほど硬くなる源があるのだ。
ホタテの殻はカルシウムの塊。それを作り出す源がホタテ本体丸ごとにある。
鰯は骨が多いし、カツオは鰹節、玄米やら藁やら、、。


ごま油で炒め、醤油をさして出来上がり。
胡麻油と醤油とミネラルたっぷりの一品。
白菜のような、牡蠣のようなほろ苦旨く香ばしい。
うんまいなあ。



頭の部分にはゲルマニウムやらアルカノイドやら含まれているので全体を食べよう。

全部食べる事に意味がある。全て頂くことで栄養が高めあい吸収できるのだ。
余すことなく何でもまるごと食べよう。

緑色は花粉の色で、花粉症にいいらしい。
アレルギーにならない花粉を先行して摂取し、それ以上入らないようにする事で
抑えられるのかな。


カルシウムを作る源の、けい素が豊富に含まれてる土筆。
砂糖を取りすぎて落ち着きない子供に食べさせると落ち着きを戻す。
骨粗しょう症や子供や妊婦にいい。骨折したときも直りが早いが
季節物なので早春限定。

野草はすごいな。冬はコタツで丸くなってばかりいたから
ビタミン不足やたるんで酸化した脂肪が気になるところ。
ほろ苦い野草を食べることで、ビタミン補給し、利尿作用によって冬に溜まった
毒を出してくれる大切な相方だ。





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